2015年
正木美術館ー雪月花ー
大阪府泉北郡忠岡町にある正木美術館に行ってきました。
2015/10/10〜2016/1/24まで “雪月花”というタイトルで二つの白氏詩巻(国宝)と水墨画が展示されるということで、教室からは、2班に分かれて、10/15、11/21に見学してきました。
二つの白氏詩巻はどちらも国宝で、書道を勉強する者なら必ず見学すべき貴重な作品です。
中国唐代の詩人・白居易(白楽天)が詠んだ数多くの詩を平安時代の書家・小野道風(894-966)と藤原行成(972-1027)が書いたものが展示されてあり1000年の時空を越えて、その素晴らしさに感動しました。
11/21は冷泉家時雨亭文庫理事長・冷泉為人氏の講演会もあり、文学を日本人の心、“雪・月・花”について有意義な話を拝聴しました。
文字文化の旅(Part3)-台湾・国立故宮博物院への旅
2015/10/29((木)~10/31(土)
昨年に続いて、本物を見るべく台湾・国立故宮博物館院へ見学研修旅行をしてきました。
事前に勉強会もすませ、頭の中では“どんな物が展示されてあるのかな・・・”とワクワクして、一行12名がまだ夏の台北に降り立ちました。
むし暑く、ホテルはクーラーが効いています・・・
2泊3日の旅で中1日は終日故宮で見学です。行列のできる“白菜”や“豚肉”だけでなく、書画が私たちにとっては大切な 御物なのです。
2014年東京と福岡の国立博物館で「故宮展」がありましたが、それには行かず、今回の台北行きに焦点をあわせていましたので、参加者全員ドキドキしながら館内を見学しました。一言でいうなら“絶品”ばかり。
見学時間も残り少なくなってきた時、私が事前に作った資料で一番ページ数を割いた「蘇軾の黄州寒食詩巻」に出会いました。まさか、日本展に続いての展示は作品保護のためないだろうと思っていたので、びっくり!!
黄州寒食詩巻
http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=04001005
その陳列ケースをのぞき込んで、作品が目にとび込んできた時、体中が熱くなり、ジワーと汗が出てきました。本当にうれしかったです!!
蘇軾、黄山谷、内藤湖南、羅振玉と一巻に名筆と名文がならび、その臨場感は我を忘れてその場に立ち尽くす程のものでした。
今回の旅は、移動が少なくし、じっくりと見学することに重点を置いていましたので、ゆっくりと時間をかけて勉強することができました。
ガイドさんの黄さんは私たちと同年輩の女性で早々ラインで繋がり遠くても近いお友だちになりました。
故宮の全景(きれいな建物です)
故宮90周年のパンフレット(故宮は90周年)
龍山寺 の写真(柱にもいろんな書体の字)
社中展のご来場のお礼とご報告
2015年 4/17(金)~4/20(月)まで、2年に1度の社中展を開催いたしました。
秀蘭書院展に多くの方々にご来場いただき、心よりお礼を申し上げます。
今回は例年より2日間短い会期にもかかわらず、前回を上回る来場者で大変うれしく思っております。ギャラリートークやマトリョミンの演奏会も好評の内に終えることができました。また、上海研修の一環として、張継の「楓橋夜泊」を参加者全員が各自のスタイルで書き上げ発表いたしました。
次回もテーマを決め、勉強を重ねて発表したいと思っております。
ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
■ ギャラリートーク
大倉由蘭さん
盆野貴俊君、西川麻莉桜さん
■ ミニコンサート
マトリョミンの演奏
マトリョミンの演奏
2015/06/16
社中展のご案内
2年に1回開催している秀蘭書院展です。
会期 : 4/17(金)~4/20(月) 10:00~17:00
※ 4/19(日) 14:00~ イベント ギャラリートーク&演奏会
場所 : 場所 :宝塚市立国際・文化センター
サンビオラ1番館3階
宝塚市南口2丁目14-1-3
2015/03/20
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